国土交通省の2023年度補正予算案に、質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援策として「子育てエコホーム支援事業」2,100億円が盛り込まれました。
2022年度補正予算1,500億円で始まった「こどもエコすまい支援事業」の後継に当たる制度になります。「こどもエコすまい支援事業」は大好評で、当初の予想を上回るスピードで予算上限に達し、209億円が追加されるも9月末で受付を終了してしまいました。
今回の「子育てエコホーム支援事業」はさらに増額され大規模な予算が組まれています。
補助対象事業としては「注文住宅の新築」、「新築分譲住宅の購入」、「リフォーム」の3つで、経済対策閣議決定の日(2023年11月2日)以降に着工した新築・リフォームが対象になります。
新築においては①長期優良住宅で100万円、②条件を満たしたZEH住宅で80万円が補助されます。
リフォームにおいては①省エネ改修、②住宅の子育て対応改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事を行えば子育て世帯、若者夫婦世帯には上限30万円、その他の世帯は上限20万円が助成されます。
大まかには以上の内容となりますが、この制度に事業者登録をした施工業者に依頼しないと適用されないなど、その他細かい適用条件がありますので活用を検討される方はお早めにご検討ください。